こんにちは。
本日は、膝を痛める原因についてです。
股関節や膝の関節痛やスポーツで膝を怪我する方多いと思います。
では、なぜ膝を痛めることが多いのでしょうか?
膝関節は、しゃがみ動作や踏ん張る際など膝を曲げている際、
上下左右自由に動きやすい不安定な関節です。
筋肉や靱帯が上手く体重を支えることが出来なければ、不安定な状態のまま日常で使っていることになります。
そのため、半月板が摩耗して関節痛を引き起こしたり、スポーツの際に靱帯を切断したりするのです。
では安定させるためには、どうすればいいのか?
太もも前、太もも裏、内太もも、太ももの外側
この4か所の筋肉がバランスよく使えないと膝関節は安定しません。
4か所の筋肉の中で、内ももともも裏の筋肉が使えていないことが多くみられます。
一度、日常でしゃがむ時や階段を上り下りする時、スクワット系の動きを伴うトレーニングやスポーツを行う時の動作を確認してみてください。
〇膝が外向き、内向きになっていませんか?
〇横からみたときに膝がつま先より前に出ていませんか?
今は痛みがない方でも、その状態で生活やトレーニングを続けていると
将来関節痛や怪我で日常生活に支障が出るかもしれません。
何気ない日常生活の動きが痛める原因になりえるのです。
「トレーニングしているから大丈夫。」、「痛みがないから大丈夫。」と思っているみなさん。
自分の身体は、自分でしか守れません。
僕たち理学療法士、トレーナーはトレーニングや身体に関する情報を提供することはできますが、最終的に実践するのは皆さんです。
皆さんが実践しなければ、身体は変化しないのです。
全ては自分の為に。
怪我や病気に負けないようしっかり予防していきましょう。
Best Condition Lab+
理学療法士 佐藤 水紀